東日本大震災が起こってから丁度一ヶ月になります。
現地の情報が続々と入ってくるにつれ、いかに大きな災害であったかをまざまざと知らされています。
改めて被災された皆様には哀悼の意を捧げさせて頂きます。
「フクシマ」の状況を見るにつれ、しみじみと危機管理と危機意識の重要性を感じさせられます。
「想定外」ばかりを言われますが、我々が会社を経営するにあたって「想定外」を使ってしまっては何もしなかったと同意語になってしまいます。
まして原子力安全保安院やらIAEAやらに色々と進言されていた訳でしょう?
それを言い訳つけて対策としてやってこなかったのですから、これは「想定内」に起こった事故ですよ。
先日、浜岡原子力発電所を見学してきました。原子力館には実物大の原子炉の模型があるのですが、「フクシマ」と同型なんですね。


そこには災害対策として様々なことをしています、と展示されていましたが、それはあくまでも想定されている「最善」のものであり「最悪」の想定には蓋をしてしまっているように感じました。
トヨタ生産方式の基礎部に、「起こった事象に対して「なぜ」を繰り返せば本質が見えてくる」とあります。
今回の災害を受けて緊急の対策を立てていると思いますが、「最悪」時のシミュレーションをきちんと行って欲しいと思います。
今回の事故を受けて日本の漁業が大変なことになろうとしています。
近海のみならず太平洋全域を汚染させていることの重大さに、スケールが大きすぎて一企業でどうこうできる事でないことに歯痒さを感じます。
原子力発電が必要か否か、を問う論調が世界中に起こっているようですが当面の日本においては「無計画停電」がしなければならない現状が全てを語っています。
我々個人の生活習慣や生活態度ひいては企業姿勢を改めて考える方向にいくべきなのかも知れません。

