第4回 全かつおまつりサミットin焼津 記念シンポジウムに登壇しました

2023年11月4日(土)、今年第4回目となる全国カツオまつりサミットが焼津で開催され、カツオ水揚げ日本一の焼津市に全国のカツオ産業のプロフェッショナルが集まりました。
私たちの日本人の生活への恵みや歴史や文化、食として関わりの深いカツオ。その魅力や思いを話されました。そして全国のカツオ産業、焼津市の主力となっている水産業がさらに盛り上がり成長していくことを目的としています。


日本カツオ文化研究所の二平氏の司会進行のもと、サバジェンヌ池田氏の「美と健康に役立つカツオの薬膳効果」に始まり、報告では弊社社長見崎が「カツオのまち焼津の歴史とこれから」で登壇しました。
焼津は昔から漁業の町として栄えてきたことは知られていますが、なぜそうなったのかなど歴史背景までは知らない人がほとんどだと思います。現在に至るまでにどんなことがあったのか、先人たちが築き上げた焼津のカツオ産業を守り、時代の進歩に合わせて持続的に成長させていくため、その一端を担う水産加工業としてカツオのこれからについてを報告しました。


その他、焼津鰹節水産加工業協同組合長の大石氏による「焼津鰹節のあゆみ」、カツオちゃんの愛称で知られる鰹節伝道師の永松氏「鰹節を手削りする美味しい暮らし」、気仙沼市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会長阿部氏「気仙沼唐桑への鰹漁伝来350年と「気仙沼かつお祭り」、枕崎水産加工業同組合長西村氏「鰹節の魅力発信に向けた枕崎の取り組み」、西伊豆のしおかつお研究会会長(カネサ鰹節商店)の芹沢氏「正月魚「しおかつお」と「伊豆節」の伝統と地域づくり」、宮城原日南市一本釣りギャラリー協議会会長の中村氏「日本農業遺産「日南かつお一本釣り」とカツオの新たな魅力づくり」、焼津のバリ勝男くんで有名となったシーラック代表取締役望月氏「鰹節からつくる若者向けの新商品開発」と全国で活躍するカツオ産業に携わる方々のお話を聞くことができました。

地方に根付くカツオにまつわる地域産業はとても魅力的で興味深いものばかりでした。とくに、西伊豆の正月の伝統文化である「しおかつお」を絶やさぬよう日本を飛び出しての活動もする芹沢氏や、宮崎県日南市で「かつお一本釣り文化」を持続させるため地域を巻き込み、一本釣り漁法と漁師さんの認知拡大を目指す中野氏による講演の中で「認定を取って、”一本釣り漁法を温存しなければならない”方向にする」という言葉がとても印象的でした。

日本にはこんなにも多くのカツオにまつわる文化が古くから存在し、未来につなげるために活動を続ける人たちがいることは本当に尊いことであると同時に、文化の温存や持続の大変さを知る良い機会となりました。